+不妊かなと思う前に

赤ちゃんが欲しいな、と思ってから結構経つのにまだ妊娠できない…
そんな時に脳裏を横切るのは「不妊」という言葉…そう考える前にちょっと目を通してもらいたいなと思って。

そもそも不妊って?

なかなか妊娠出来ずにいると、もしかしたら私って子供の出来ない体なんじゃないかしら?って不安になることもありますね。
最近では不妊症の治療を行っている病院を目にする機会も増えてきましたが、本当に自分は不妊なのかどうか一人で判断しないで欲しいなと思います。

一般に
夫婦共に健康で、排卵期を狙ってセックスしているにも関わらず妊娠しない、という状態が2年以上続いている

…といった場合に、不妊の可能性を視野にいれるようです。

実際に不妊かもと相談に来られる人の状態を確認すると、身体には問題は無い場合がほとんど。
妊娠する為に最も重要な「排卵」のタイミングを勘違いしていたり理解していなかったりして、年に12回程度しかないチャンスをみすみす逃している場合が多いと聞きます。

自分が不妊かなと思う前に、基礎体温をつけてみて、体のリズムに問題が無いのか、まずはそこから判断してみてはいかがでしょうか。

何が原因なの?

妊娠が成立しない原因は、女性側にも男性側にもありますので、色々な検査を夫婦共に行って原因を探っていくことになります。
治療は夫婦同士がしっかり相談しあい、年齢の若いうちに不妊専門外来がある病院を訪問することが第一です。その後の治療は、不妊の原因によって、様々に異なりますから、主治医から詳しい説明を受けて、根気よく治療を続ける必要があります。

●不妊の原因
女性側の原因 男性側の原因
排卵が正しく行われていない
卵管が詰まっている
子宮に問題がある
性感染症が元で癒着している
など
精子が少ない
精子が作られない
精子の運動量が弱い
など
両方に関わる原因
性交のタイミングが排卵の時期でない(排卵のタイミングを勘違いしている)

●不妊に関する検査
検査名 説  明
血液検査 血液中に含まれるホルモン(卵胞ホルモン・黄体ホルモンなど)のバランスを測定し、排卵がきちんと行える条件が揃っているかを確認する。
尿検査 尿中に含まれるホルモンを測定することで、排卵日かどうか判断する。
超音波検査 卵子を包み込んでいる卵胞が卵巣でどれぐらい育っているか確認する。子宮や卵巣に問題がないか確認する。
卵管造影 卵管が詰まっていないかの確認。卵管に造影剤を入れ、レントゲンを取る。合わせて通気検査を行う場合が多い。通水(生理食塩水を通す)・通気(空気を通す)の2種類がある。また、この検査は同時に卵管の詰まりを取り除く治療も兼ねる。
卵管粘液検査 卵管粘液は排卵が近くなると粘りが増し、顕微鏡で見るとシダ状に結晶することを利用して判断する。
フーナーテスト 性交渉後数時間のうちに、卵管粘液の中に精子がどれだけいるか見て、精子が卵管まで、ちゃんと泳いで来れているかを確認する。
精液検査 男性の精液を調べ、精子の量や運動量、奇形の有無などを調べる。