+基礎体温をつけてみよう

妊娠を目指すには、まずは自分の体のリズムを把握することが一番です。

基礎体温って何?

基礎体温とは、もっとも安静時にしめす体温のことを指します。女性の場合、周期的な変動が見られるので、排卵や生理のタイミングが掴みやすくなります。
また、リズムの変化が確認できれば、女性の身体のトラブルの早期発見にも繋がるので、日頃からつけておくととても便利です。

基礎体温の測り方

基礎体温は、毎日の微妙な温度の変化(0.3〜0.5度程度の小さな変化です)を記録していきます。
一般の体温計では目盛りが大きく、細かく測定できないので、「婦人体温計」という専用の体温計を使って測ります。
最近は、デジタル式で温度の記録もしてくれる便利なものが増えていますが、正しく測定したいという場合は水銀式の方が良いと言われています。

●用意するもの
 婦人体温計(小数点第二位まで測れるもの)
 基礎体温表(薬局で売っているが、インターネットでも配布している)

●測り方
1.準備
    寝る前に枕もと(目覚めた時にすぐ取れる場所)に
    婦人体温計と基礎体温表を準備しておく。
2.測定
    目が覚めたら出来るだけ動かずに婦人体温計を
    舌の下にはさむような感じで(基本的に5分間)くわえる。
3.記録
    測定が終わったら基礎体温表に記入する。
    月経・発熱・腹痛などの体調の変化があった日はメモしておく。

基礎体温で判ること

基礎体温をつけることで、4つの周期を繰り返していることがわかるようになります。

卵胞期卵巣で卵子が育つ時期
排卵期成長した卵子が飛び出してくる時期
基礎体温は低温から高温へ
黄体期黄体ホルモンが分泌され、着床への準備が進む時期
月経期妊娠が成立しなかった時に月経として子宮内膜が排出される時期
基礎体温は高温から低温へ

●排卵日
基礎体温を安定して測定できるようになると、生理が始まった日から約2週間程度温度の低い日が続いた後、約2週間程度温度の高い日が続き、また温度が下がるあたりで生理が始まる…といった繰り返しになることが判ってくると思います。
この低い温度から高い温度に変わるところで排卵が起きていると推測できます。
あくまでも「このあたり」というのが把握できるだけで、この日に排卵が正常に起きているのかどうかまでは基礎体温では判断できませんのでご注意ください。

また、温度の変化が見受けられないような場合は、排卵が行われていない可能性があることも基礎体温は教えてくれます。

●妊娠しているか
一般的に高温の期間が21日(3週間)以上続くようであれば、妊娠を可能性を疑います。(但し風邪等の発熱時は除く)
念の為、妊娠検査薬で判断したり、産婦人科医師に判断してもらうようにしましょう。
生理が遅れていて「もしかして?」と思うような時も、基礎体温を見れば排卵が遅れているだけなのか妊娠の可能性が出てきているかの判断ができますね。

●妊娠しやすい日がわかる
排卵日が判るということは、妊娠が成立するために必要な卵子が出てくるタイミングがわかるということになります。卵子の寿命は24時間とチャンスは短いです。それに対して精子の寿命は3日程度と長いので、排卵3日前辺りから排卵1日後辺りの間に性交を持つことで妊娠の可能性が高くなるといえます。
言い換えれば、その時期を逃せば妊娠は成立しにくいということですね。

●ホルモンバランス
基本的に2週間ごとに高温期と低温期を繰り返すはずなのに、いつもより高温期が短かかったり、高温にならなかったりした場合にホルモンバランスの異常が考えられます。